坐骨神経痛
2025年9月8日
2025年9月13日

坐骨神経痛|お尻〜脚の痛み・しびれでお悩みの方へ
「立っているとお尻から太ももにかけてしびれる」「少し歩くと痛みで休みたくなる」――
そんな症状は坐骨神経痛かもしれません。
患部だけの治療では一時的にしか改善せず、原因は腰以外の場所にも潜んでいます。
坐骨神経痛の特徴
坐骨神経は腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎへと伸びています。
この神経が圧迫や炎症を受けると、お尻から脚にかけて痛みやしびれが広がります。
特に「長時間立っている」「歩くとすぐにしびれる」といった症状に心当たりはありませんか?
- お尻から脚にかけての放散痛・しびれ
- 腰だけでなく、脚に重だるさや冷感を伴うことも
- 休むと軽快するが、繰り返し悪化しやすい
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛は単なる「腰の問題」ではありません。
多くは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、腰椎に関わる疾患に伴って起こります。
しかし実際には、股関節や骨盤の硬さ、体幹の安定性不足、胸郭の動きの悪さが重なって、腰に過剰な負担をかけているケースが大半です。
「腰に電気治療を当てたけどすぐ戻る」という方は、まさに原因が患部以外にある典型です。
こうぞう整体院のアプローチ
1. 評価
痛みの出ている部分だけでなく、股関節・骨盤・胸郭の連動を徹底的に確認します。
どの動作で神経が圧迫されているかを明らかにし、再発の芽を見逃しません。
2. 施術(徒手)
腰や殿部の筋緊張を緩めつつ、神経の通り道を広げるように調整します。
さらに骨盤や股関節の動きを整え、「腰に頼らない体の使い方」ができる土台を作ります。
3. 運動
日常の「立つ・歩く・しゃがむ」動作を腰任せにしないよう、
股関節主導の動作(ヒップヒンジ)や体幹の安定トレーニングを行います。
「階段を登るときに腰ではなく脚を使える」感覚を取り戻していきます。
4. 鍼灸
殿部や下肢のツボに鍼をすることで神経周囲の血流を改善し、しびれを和らげます。
同時に自律神経の調整も行い、「痛みを感じにくい体」を作っていきます。