腰痛について

新着記事

腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症でお悩みの方へ
日本人の約8割が一生に一度は経験するといわれる「腰痛」。
「朝起きると腰が重い」「長く歩くと足にしびれが出る」「病院で椎間板ヘルニアと診断された」など、症状や不安は人それぞれです。
こうぞう整体院では、患部だけを施術するのではなく、体全体の使い方を変えることで再発しにくい身体づくりをサポートします。

腰痛の代表的な病名と特徴

坐骨神経痛


お尻から足先まで伸びる神経のラインに沿った痛みやしびれ。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が原因となることが多いです。

椎間板ヘルニア


椎間板の一部が飛び出し神経を圧迫。若年〜中年に多く、長時間の座位や前かがみで悪化しやすいです。
国際ガイドライン(NICE 2020)では保存療法(運動・生活指導・鎮痛薬)が第一選択とされています。

腰部脊柱管狭窄症


加齢に伴って神経の通り道が狭くなり、歩くと足がしびれる「間欠性跛行」が特徴。
日本整形外科学会の腰痛診療ガイドライン2019でも、運動療法と生活指導が基本とされています。

分離症(腰椎分離症)

成長期のスポーツ選手に多く、腰椎の後方部分(椎弓)が疲労骨折してしまう状態です。
繰り返しのジャンプや体幹の反り・回旋が原因となり、腰の局所痛として現れます。
ガイドラインでも保存療法が基本とされ、急性期は安静・装具、慢性期は体幹安定化トレーニングが推奨されています。

すべり症(腰椎すべり症)

椎体が前方にずれる病態で、「分離すべり症」と「変性すべり症」に分けられます。
腰痛に加えて足のしびれ・痛みなど神経症状が出やすく、脊柱管狭窄症と合併することもあります。
保存療法(体幹安定化、股関節・骨盤の動き改善、生活指導)が第一選択で、重度例では手術が検討されます。

非特異的腰痛

MRIやレントゲンで原因が特定できないタイプですが、最も多いのがこの腰痛。
Cochraneレビュー(2021)では、運動療法が痛みと機能改善に有効であることが示されています。

なぜ腰痛はくり返すのか?

「腰が悪いから腰を治す」だけでは再発リスクが残ります。
実際の原因は腰以外にあることが多く、股関節・骨盤・胸椎の硬さや体幹が不安定なこと、姿勢や動作のクセが腰に過剰な負担をかけています。
例えば、物を取るときに腰を丸めて取る人がいますが、それだと腰の負担が大きくなるので、痛みがなくなった後も再び痛くなるリスクが高いままとなってしまいます。

こうぞう整体院の根本改善アプローチ

1. 評価と安心できる説明

危険な腰痛(レッドフラッグ)を確認し、必要に応じて医療機関へ。不必要な画像検査や「安静だけの指導」は推奨されていません。
※レッドフラッグ=骨折、感染症などが原因の痛み。

2. 患部以外の原因へアプローチ

筋膜リリースや関節モビライゼーション、カイロプラクティック、鍼灸で股関節・骨盤・背骨を整え、腰の負担を軽減します。
テンプレート化された治療ではなく、患者様個人に合った施術を提案して了承を得た上で施術を行なっていきます。

3. 運動療法で「体の使い方」を再学習

長年の染みついた悪い習慣を変えるには、運動はかかせません。

具体的には、
・腰ではなく股関節を使うかがみ方
・体幹の安定性を高めるトレーニング
・歩行や日常動作に落とし込むエクササイズ

といったものになります。
 (WHOガイドライン(2023)でも運動は第一選択とされています。)

4. 再発予防と生活指導

座り方・立ち方・物の持ち方など、生活に即したアドバイスしていきます。
「できない動き」を「できる動き」に変えることが予防につながります。

腰痛改善のために今日からできるセルフケア

  • 30分に一度は立ち上がり、軽くストレッチをする
  • 強い痛みが落ち着いたら、できる範囲で動く(過度な安静はNG)
  • ウォーキングなど軽い有酸素運動を取り入れる

まとめ

腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症は、誰もがなり得る症状です。
しかし多くの場合、運動と生活改善によって回復が期待できます。
こうぞう整体院では、患部だけでなく全身の使い方を整え、再発しにくい体づくりをサポートします。

👉 ご予約・お問い合わせはこちら

この記事が良かったら、いいねして
最新記事をチェックしてください!

Twitterで