なぜ妊娠中に骨盤が歪むのか？

妊娠中は、出産に備えてリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周囲の靭帯が緩みます。
これにより赤ちゃんが産道を通りやすくなりますが、同時に骨盤が不安定になりやすいため、
体を支える筋肉や関節に負担がかかります。

• 骨盤の前傾 → 反り腰・腰痛・坐骨神経痛
• 恥骨結合のズレ → 恥骨痛・下腹部痛
• 姿勢の崩れ → 肩こり・首こり・頭痛
• 股関節のねじれ → 歩行時痛・違和感

この状態を放置すると、出産時に骨盤の動きがスムーズにいかず、難産リスクや産後の不調につながることがあります。

こうぞう整体院の「産前骨盤矯正」

1. 妊婦さん専用の安全な姿勢と手技

妊娠週数やお腹の張りに合わせて、横向き・仰向け・座位など安全な体勢で施術を行います。
強い刺激は避け、軽い圧と優しい手技で骨盤・股関節・背中を整えます。

2. 腰・恥骨・股関節の痛み改善

妊娠中の代表的な不調である腰痛・恥骨痛・股関節痛は、
骨盤の左右バランスと筋肉の緊張を調整することで軽減します。
特に「仰向けで寝られない」「足の付け根が痛む」方に効果的です。

3. 鍼灸による血流・自律神経の安定

妊娠中でも安全な経絡を選び、お腹には刺さない鍼灸施術で血流を改善。
腰や脚の冷え・むくみ・だるさを解消し、睡眠の質や自律神経も整えます。

4. 呼吸・姿勢エクササイズ

妊娠中は呼吸が浅くなり、姿勢が前重心になりやすいため、
呼吸法と軽いストレッチで体幹・骨盤底筋の安定を保ちます。
出産時のいきみ方が安定し、安産につながります。

こんな方におすすめです

• 妊娠中の腰痛・反り腰がつらい
• 恥骨痛・股関節痛で歩くのが不安
• 肩こり・頭痛・背中の張りが増えた
• むくみ・冷えが気になる
• 出産が心配、体の準備をしておきたい

EBM（根拠に基づく施術）

海外の研究では、妊婦に対する安全な徒手療法・鍼灸が
腰痛や骨盤痛の軽減・睡眠の改善に有効とされています。
（参考：BMJ 2018／Spine J. 2021）
こうぞう整体院では、このエビデンスに基づき、医療的知識を持つ国家資格者が安全に対応します。