胸郭出口症候群
2025年9月22日

胸郭出口症候群|肩から腕のしびれ・だるさにお悩みの方へ
「肩から腕にかけてしびれる」「腕を挙げるとだるくなる」「手先が冷える感じがある」――
それは胸郭出口症候群の可能性があります。
神経や血管が圧迫されることで生じるこの症状は、放置すると生活や仕事に大きな支障を与えることがあります。
胸郭出口症候群とは?
鎖骨と第一肋骨の間や、斜角筋・小胸筋の周囲で腕神経叢や血管が圧迫され、肩〜腕にかけてしびれや痛み、血流障害が起きる病態です。
デスクワーク・猫背姿勢・重い荷物の持ち運びなどで悪化することが多く、特に20〜40代の女性に多く見られます。
- 肩から腕にかけてのしびれ・痛み
- 腕を挙げるとだるさや血流不良感
- 手先の冷え・感覚の鈍さ
- 長時間のデスクワークや荷物持ちで悪化
原因と背景
単なる首や肩の不調ではなく、姿勢・呼吸・胸郭の硬さが大きく関与します。
特に猫背姿勢では鎖骨が下がり、神経や血管を圧迫しやすくなります。
また、呼吸が浅い・肩甲骨の安定性不足も症状の長期化に関与しています。
こうぞう整体院のアプローチ
1. 評価
神経学的テスト(Adson, Wright, Roosなど)を参考にしつつ、肩甲胸郭リズム・胸椎伸展・肋骨の動きを評価。
圧迫の起こりやすい部位を明確にします。
2. 施術(徒手)
斜角筋・小胸筋・鎖骨下筋の過緊張を緩め、胸郭出口のスペースを拡大。
胸椎・肋骨・肩甲骨の動きを改善し、再発しにくい状態を作ります。
3. 運動
胸を開くストレッチ・呼吸エクササイズを中心に、前鋸筋・下部僧帽筋を活性化。
姿勢筋を強化することで、自然に胸郭出口が広がりやすくなります。
4. 鍼灸
斜角筋・小胸筋・僧帽筋などに鍼を行い、筋緊張を緩和。
血流改善と自律神経調整により、しびれ・冷えの軽減を図ります。
セルフケア
- 胸を開くストレッチ:壁に手をつき胸を張る
- 深い呼吸:鼻から吸い肋骨を広げる意識
- 肩甲骨下制運動:すくめ癖を直し、肩甲骨を下げる
- 長時間のデスクワークでは1時間に一度は姿勢をリセット
姿勢・胸郭・肩甲骨から整え、再発しにくい体づくりをサポートします。Web予約・お問い合わせ
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